スポットエアコン「どこでもクーラー」の強制排熱ダクトを自作して部屋を冷やしたい(後編)

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前回、強制排熱ダクトを作成しましたが、まさかの大失敗でした。。。

前回の失敗点と改善点です。

・本体から勢いよく熱風が噴出しているので、この直前にファン設置しても効率が悪い
 →設計ミスのため、強制排気ファンを本体側ではなく、壁側のダクトに持っていく

壁側のダクトカバーにファンを設置できるような一体型カバーに設計変更

再設計したファンダクトカバー

・前回使用したダクトホースは、アルミ箔製で熱伝導率がすごく高い
 →ダクトホースを熱伝導率の低いPP製にする

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Amazonでスポットエアコン用の空調排気ダクトを購入。(最初からこちらを買っておけばよかった。。。)

あと、前回は、ダクトホースが長すぎて途中で弛んでしまって、熱がこもり易くなっていたので、短くした。

到着したダクトホース

アルミ箔製3mのダクトホースより2mのPP製ダクトホースの方が長くてガッチリしています。

・3Dプリンターで使用する素材をPLAからPETGに変更

前回は、PLAを使用しましたがPETGにして熱耐性を向上させているので、色をクリアからホワイトにして壁との一体感を向上させています。(ダクトが黒だからあんまり意味ないですが、、、)

約9時間ほどで印刷完了

準備ができたので、早速改善した組み合わせで取付を行います。

新しく再設計したダクトカバーにファンと取り付け。

ダクトアダプター取付

購入したPP製のダクトホースにダクトアダプターを取り付けるのが大変でした。。。ダクトホースの径が思ったよりギリギリで力ずくではめ込みました。

吸気口に取り付け

作成したダクトファンカバーを吸気口への取り付けと、ダクトホースの取付です。

ダクトホース取付

これで準備は完了です。

形を作るのがアルミ箔ダクトホースに比べて硬いのでカーブなどの形が作りやすいです。

早速、温度の測定になります。同じ場所で室温28.5度から開始します。

15分後の結果です。

少しわかりずらいですが、13時38分前くらいから測定を開始しましたが、温度が上昇しています。。。(号泣

ただ、PP製のダクトホースの表面の温度は、アルミ箔のダクトホースに比べて、低い状態でした。アルミ箔の方は、素手で触れないくらい熱くなっていたので。

排熱がはやり追いついていないと思われるので、吸気口のフィルターを取り外して、外への空気の流れを良くしてみます。

内部のフィルターを取り外し

これで、風の流れが良くなりましたので、3度目の正直で再挑戦です!(*´Д`)

同じ場所で室温30.2度からの開始します。(前回の実験でだいぶ部屋が暑くなりました。。。)

30分後の結果です。

おぉぉ!13:50~からの実験開始ですが、少しずつ部屋の温度が低下し、14:19時点で29.7度だったので、30分で0.5~0.6度ほど温度が下がったことになります。

湿度も下がっているので、体感温度は涼しくなった感覚があります。たぶん。。。

ただ、下がったのはいいのですが、30分で0.5~0.6度ってのは効率的に言ってどうなんでしょうか。。。(良くはないですよね。。

再度、本体の置き場所を少し工夫して再測定したところ、30.8度から約30分で29.5度まで温度が下がりました。

その時の状態をサーモグラフィーで温度測定をしてみましたが、

本体周辺の温度

冷風吹き出し口では、22度前後の冷たい空気が出ているのですが、どこでもクーラーの本体自体が40度以上の熱を発生しており、その周辺の温度も高くなっています。

ダクトホースの温度

ダクトホースも温度が高いのですが、周辺の温度は大きくは変わっていないです。

つまり、ダクトホースだけでは、熱の排熱には限界があることがわかりました。。。

使用したファンの風速を測定しましたが、3.1m/s程度だったので、専用のダクトファンを使用すればより冷却能力がアップするかもしれません。

結論として、十分な排熱が行えれば、部屋の広さ次第で全体を冷やすことは可能だと思います。

スポットエアコンとしては、冷風の吹き出し口の前であれば十分涼しく、今回のダクトホースのおかげで、部屋が暑くなることもなくなりましたので、完全成功?とは言えませんが、一応、実用的に使用できるかなと思います。(いろいろと制約はありますが。)

壁掛けのエアコンが取り付けできずにスポットエアコンを検討している人の何かの参考になればと思います。

より強力?なスポットエアコンで再挑戦しています。

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