Raspberry PiとWindows 10 IoT CoreでBLEのペリフェラルを実現

こんにちは。

Windows 10 IoT CoreでBLEのペリフェラルを実現する方法について記載をします。

Windows 10 IoT Coreを使う理由ですが、一番の理由は、GUIを含めて開発とデバッグのし易さからです。Visual Studioを利用すれば、Windows PCでUIを含めて開発ができ、またWindows上でリモートデバッグができる点です。※UWP(ユニバーサル Windows プラットフォーム )を使用します。

ですので、UIを持ったBLEのペリフェラルを作成するのが簡単かと思ったのが経緯です。

しかし、残念ながらUWPにペリフェラルのAPIは存在していないため、Raspberry Piをペリフェラルにすることができません。

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知らないだけかもしれませんが。。。

諦めきれずに方法を探して見つかったのが、以下の方法になります。

BLEのペリフェラル部分は、外部デバイスに任せてデータのやり取りだけをWindows 10 IoT Coreで行う方法です。

丁度、浅草ギ研から発売されている「BLESerial3」が外部デバイスに最適でした。※4本の線をラズパイと接続してUARTのシリアル通信でBLE経由のデータのやり取りができます。
BLEモジュール BLESerial3 の紹介

これをラズパイ側のRX/TXピンと接続して通信を行うことが出来ました。(セントラル側は、Androidを利用しました。)

UWPを利用してラズベリーパイのシリアルピンを制御する方法は、下の公式サイトに載っています。

Windows 10 Core IoTのSerial UART参考ページ

特別な設定をせずに、Raspberry Pi 2/3でデータのやり取りが出来ました。

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