小型ボール盤のREXON DP2250Rをトルクを落とさず低回転化へ改造(後編)

前回、DP2250Rの低回転化するためにカバーの作成と必要なパーツをAliexpressで購入をしました。

・Timing Pulley 3M-15T Bore 6 mm
・Pulley 3M 80T Slot Width 11 mm pulley wheel rough hole 10 mm
・HTD3M Timing Belt with circular teeth 3M-285 teeth pitch 3mm belt width 10

待つこと2週間弱。注文したパーツが無事届いたので、実際にDP2250Rのプーリーを交換していこうかと思います。

その前に無改造の状態での回転数を測定しておきます。(ドリルチャックだけは、ユキワ精工のJ8MG1JTに交換してあります。)

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ユキワ精工
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最初は、高回転設定(ボリュームを最大)での回転数を測定します。

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SPEEDを最大にして測定

結果は、5620rpmになりました。カタログスペックの6200minと比べて約10%程低い数字になっています。

次に低回転設定(ボリュームを最小)での回転数を測定します。

SPEEDを最小にして測定

結果は、4080rpmになりました。カタログスペックの3200minと比べて高回転とは逆に約28%程高い数字になっています。

回転数の範囲が、4080~5620rpmとカタログスペックよりかなり狭いです。。。(安いタコメーターなので精度の問題もあるかもですが。。。)

早速、到着したプーリーです。

取り付けたところです。上から見るとはみ出ているよう見えますが、ちゃんと収まっています。

上から

大きい方のプーリーは、ネジと干渉しないギリギリのところで固定しています。

横から

懸念していた、タイミングベルトもほんの少し緩いかなくらいで、問題なく取付ができました。よかった。。

早速、交換後の回転数を測定していこうと思います。

最初に交換後の高回転設定(ボリュームを最大)での回転数を測定

SPEEDを最大にして測定

結果は、約2790rpmになりました。

次に交換後の低回転設定(ボリュームを最小)での回転数を測定

SPEEDを最小にして測定

結果は、 1982rpmになりました。

測定結果発表です。

項目回転数(rpm)減少率
交換前の最大 5620rpm
交換前の最小 4080rpm
交換後の最大 2790rpm -49%
交換前の最小 1982rpm -48%
測定結果

おぉぉぉ!。高速・低速ともに約50%(半分)に回転数を落とすことができました!

もともとがカタログスペックより回転数の範囲が小さかったので思っていた結果とはなりませんでしたが、良い結果が得られたかなと思います。

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