こんにちは、毎日暑いですね。。
今回は、ThunderboltとOculinkで接続したeGPUのパフォーマンスの比較についてレビューをして行きたいとお思います。
使用する機材については以下になります。
・ベンチマークPC
コンパクトなNUC PCのGMKtec Nucbox K6を使用します。CPUがAMD Ryzen 7 7840HSでメモリが32GBとなり、オンボードグラフィックにRadeon 780Mを搭載しています。
前面のType-CポートがThunderbolt 4に対応しています。
OCulinkについては、空いているM.2スロットにOCulink拡張用のホストアダプターを取り付ける形になります。
・Thunderbolt eGPUドック
Thunderbolt接続eGPUについては、Aliexpressで購入したintel JHL 7440 Chipを搭載したThunderbolt 4対応のeGPUドックにATX電源を乗せたものになります。
・OCulink ホストアダプター
OCulinkについては、M.2スロット接続のホストアダプターを使用しました。
上記だけだとM.2スロットの長さが足りないので、変換ボードも購入しました。
Aliexpressで購入できる下記のドックの方が使い勝手はよさそうです。。
かなり見た目があれな感じですが、問題なく動作しました。後日3Dプリンターで専用のカバーでも作成しようと思います。
後日、M.2に取り付けたOculinkポートに接続できるように3Dプリンターで専用のカバーを作成しました。
・グラフィックカード
比較対象のグラフィックカードは、オンボードのRadeon 780M、AERO ITX RTX 3060 Ti 8G、AERO ITX GTX 1660 6Gの3種類になります。ともにAERO ITXシリーズなので、写真で見ると区別がつかないですね。。。
が、今回使用する機材になりますので、さっそくベンチマークを取っていきたいと思います。
・ベンチマーク結果
今回使用するベンチマークソフトは、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を使用します。
条件は、4K表示でそれぞれ接続したグラフィックボードのDisplayPortからモニターに出力する形になります。
Thunderboltドックに関しては、本体とThunderbolt 4ケーブルで接続をしています。
まずは、本体内蔵のオンボードグラフィックのRadeon 780Mになります。
・オンボードRadeon 780M
・Thunderbolt 4接続のGTX 1660 6G
・Thunderbolt 4接続のGTX 3060 Ti 8G
・OCulink接続のGTX 1660 6G
・OCulink接続のGTX 3060 Ti 8G
が結果となりました。
Thunderbolt接続に比べてOCulink接続の方が、両方とも約9.5%程度パフォーマンスが良い結果になりました。
OCulinkがThunderboltに比べて帯域が大きいのが要因なのかもしれませんが、詳しくないので何ともです。
ただ、Thunderboltはホットスワップに対応しているので、取り外したり取り付けたりが簡単なので使いがっ手を考えるThunderbolt接続がよさそうです。
以上、参考になれば幸いです。