こんばんは。
すでにシングルボードコンピューターコレクターと化しております。(そもそも活用する技術も持っていないのにボードを買い増してしまう病です。)
なぜか小さいパソコンとかに憧れてしまうんですよね。小さいころとかも多機能腕時計を買って使えこなせなかったりと。
さてさてシングルボードコンピューターと言えばRaspberry Piが有名かと思いますが、使われているSoCがARMなので、普段使っているIntel CPUのPCでコンパイルしたものをそのまま動かすことができません。
まぁークロスコンパイルをすればいいのでしょうが、そんな知識も技術もないので、シングルボードコンピューターもIntel CPUのものが無いかを探してみたところ、「LattePanda」と呼ばれるボードを発見しました。(もとは、クラウドファンディングから出てきた物みたいですね。)
そもそもIntel CPUのボード自体が少ない。
スペックの違いでメモリ4G/ストレージ64Gかメモリ2G/ストレージ32Gの2種類が存在ます。
それ以外では、Windows10のライセンスの有り無しで異なります。
お値段は、1万数千円から2万数千円になりますが、Raspberry Piに比べると結構高いです。
そんなにお金出すなら、安いStick PC買えば同じじゃんってなりますが、これはロマンです!
と、ロマンだけで片付けるとアレなので、通常のPCとの違いをあげるとすると、Arduino互換プロセッサーがボード上に搭載してあるので、Windows環境から簡単にGPIOを制御して、いろいろなデバイスを制御することが可能です。
とにかく小さいPCに惹かれてAmazonでポチりました。
(LattePandaを購入するためにStickPCをヤフオクで売って資金を捻出しています。。)
4G/64Gモデルと2G/32Gモデルで悩みましたが(倍近く値段が違う)、2G/32Gモデルは、64bitに対応していないらしい説明を見たのと、後でスペック不足で後悔するのも悲しいので、4G/64Gモデルを購入しました。Windowsのライセンスは、無しを選んでいます。(購入した後に見つけたのですが、8月ごろにLattePandaの新型が発売されるようです。。。あぁしまった。。)
気を取り直して、届いたLattePandaを使ってみます。
LattePandaの詳しい情報は、以下のサイトで入手できるかと思います。
http://docs.lattepanda.com/
大きさについててです。
写真の撮り方が悪かったため、Raspberry Piよりかなり大きな感じですが、実際は、Raspberry Piより縦幅が1.3倍程度の大きさで、横幅は同じくらいになります。
早速、電源をONにしてみますが、ここで少しはハマりました(ちゃんとマニュアル読まなかった。。。)。電源供給用のMicro USBを接続すると、ボード表面の青いLEDとボード裏側の赤いLEDが点灯しますが、この時に赤いLEDが消灯しないと電源ONにできないです。(赤いLEDが点灯中は初期化中らしいです。)
無事、赤いLEDが消灯し電源ONができると、再度赤い色のLEDが点灯します。
あとは、しばらくすると見慣れたWindowsが起動します。
システム情報です。私が購入したのでアクティベーション無しモデルなので、Windowsのライセンスが未認証状態になっています。
あと、ハード的な部分ですが、付属のWiFiアンテナをボードに接続しないとWiFiの受信感度は非常に弱いです。
折角、小さいボードなのに不要なアンテナコードが必要なのは残念です。Raspberry Piのようにアンテナ無しでもWiFiの受信感度に問題ないの方がいいですね。
ちなみにボードの発熱についてですが、WindowsUpdate中の温度を温度センサーで計測したところ43~48度程度になっていました。
体感的には、結構熱くなっているので、ヒートシンクやファンは必須に感じます。(新型は、冷却ファンが最初から搭載されていいます。あぁ。)
ただ、ファン無しでいろいろとやってみましたが、(1~2時間かかるコンパイルとか)特にシステムが落ちるなどのトラブルなどは発生していません。さすがに温度がヤバくなればCPUのクロック落としたりしてるのでしょうかね。
ネットで専用のファンが売られていますが、適当なファンでも良さそうです。ただ、ファンを張り付ける金属面ですが、35mmx35mm位の大きさですので、それより大きいとはみ出します。はみ出しても、問題ないと思います。
次回は、Ubuntuのインストールに挑戦してみます。