Clone Prusa Mini 3d Printer DIY Full Kit and MW Power (Not Assembly) Without Print and filament
前回、Prusa MINIの開封から組み立てまでを完了し、セルフチェックで色々とトラブル(自分の早とちり)がありましたが、無事使えるとところまで行きました。
後半は、実際の使い勝手などをお届けできればと思っています。
ちなみに設置面積ですが、
ホームエレクタの35cmx45cmメタルラック1段にACアダプタも含めてピッタリ収まるサイズ感です。(フィラメントの場所は工夫する必要がありますが。。)
結構、3Dプリンタは場所をとるので、こういったメタルラックに設置できると、いいですよね。
次にPrusa MINIの目玉?機能であるフルカラー液晶です。
USBに入っているモデルがサムネイルで見れるようなっていて、これはとても便利です。
・印刷テスト
早速、付属のUSBメモリに入っていたサンプルを印刷してみます。
印刷中は、詳細な情報が液晶画面に表示され細かい進捗を見ることができます。
ホイッスルです。印刷精度はMK3Sと遜色ないか、ちょっとだけMK3Sの方が綺麗かな?と思います。
あと、PrusaSlicerでPrusa MINIの積層厚が最大0.25mmまでしか選択できませんでした。(違うスライサーを使えば0.3mmも行けそうですが、公式がやってないので非推奨な気がします。)
MK3Sは0.3mmまで選べたのでちょっとした差分です。
クリアフィラメントだと、よく見えないので違うものも印刷しました。
DCDCコンバーターケースです。
次にPrusa MINIからデフォルトでネットワークに対応したので、本体にLANケーブルを差せば、ほかのPCからブラウザ経由でPrusa MINIに接続できます。
ただ、2020/4/15時点での最新ファームウェア(4.0.5)では、プリンタの状況が見れるだけの様です。
今後は、ファームウェアのアップデートでリモートで印刷とかできる予定みたいです。
多機能(フレキシブルビルドプレート・オートレベリング・印刷精度・PETG対応)を考えると印刷サイズさえ問題なければ、MK3SじゃなくてMINIで十分だと思います。
AliExpressですでに3万円以下で購入できますし。。。
AliExpress.com Product – Pre-order (Overseas Warehouse) Clone Prusa Mini 3d printer DIY full kit and MW power (not assembly) Without print後日、印刷をしていたら途中からフィラメントが出てこなくなって、フィラメント送りモーターの小窓をのぞいたら、フィラメントが削れていました。
フィラメントの設置場所が悪くうまくフィラメントリールからフィラメントが送られず、ギアの歯でフィラメントが削られていました。(フィラメントリールをMINIに対して水平に設置していた)
MINIはボーデンタイプなので、フィラメントリールの設置場所について少し工夫する必要がありそうです。
MINIはフィラメントの挿入と取り出し部分がイマイチなところがあります。
横からPETチューブ経由でフィラメントを挿入してエクストルーダーに引き込むのですが、角度が定まらず、なかなかギアに入らず苦戦します。
・フィラメントセンサーを追加
MINIのイマイチな点のフィラメントがエクストールダーに挿入しずらい点に関して、何かいい方法が無いかを探していたところ、公式サイトで紹介されていたフィラメントセンサーホルダーであれば、挿入するPETチューブの角度を固定できて、フィラメントの挿入が楽になりそうです。
https://www.prusaprinters.org/prints/24951-prusa-mini-filament-sensor-holder-v2
ただ、Prusa Miniは、フィラメントセンサーが標準では付属しておらず、別途追加購入をする必要があるため、フィラメントセンサーをAliexpressで購入することにしました。
AliExpress.com Product – Trianglelab Prusa MINI 3D Printer Filament Sensor IR Sensor AliExpress.com Product – FYSETC 1Set Prusa i3 Sensor 3D Printer Filament Sensor Detect Stuck Filament And Sensor Kit For Prusa mini部品だけと組み立て済みのものがありますが、3Dプリントパーツは公式サイトからダウンロードできるので、お好みでいいと思います。
自分は、安い部品のみのキットを送料込みで800円程で購入をしました。
で、早速、フィラメントセンサーとフィラメントセンサーホルダーを組み立ててMINIに取付を行いました。
これで、エクストールダーに挿入するPETチューブの角度が固定できたので、フィラメントの挿入の失敗が減るか試してみました。
ぉぉ。1発でフィラメントの挿入に成功しました!
今回は、本来の目的とは異なる理由でフィラメントセンサーを取り付けましたが、Aliexpressで購入すれば1000円以下で購入できるので、装着しておいてもいいかなと思います。
・その他
久しぶりにPrusa MINIで印刷をしてみたら、Y軸がズレている。。。
あまり使っていないのになぜかY軸がずれて印刷されてしまいました。困った。。
インターネットで同じ人がいないか調べたら、同じ人がいました!英語でズレることを(layer shift)って言うんですね。
どうやら、ステッピングモーターのギアを固定するイモネジが緩んでいて、締めなおしたら治ったとのこと。
まさか、この部分は半完成品で購入して自分で組み立てていので緩むとか考えていなかったのですが、試しにY軸のイモネジを確認するととかなり緩んでいました。。。原因はこいつか。。。
ちなみにX軸はプ、ラスチックパーツの穴からネジにアクセスできますので、六角ボルトを穴に差し込みエクストールダーを移動させると、ネジ穴に落ちます。
こちらは緩みはありませんでししたが、公式で組み立てているので問題ないと思っていましたが、意外な落とし穴でした。。
ここは速く改善してもらいたいところです。