ちょうど一年前にAliExpressのセールで衝動買いをしたサーモグラフィーカメラですが、思ったよりも使用するシーンが多く、購入してよかったと思えるガジェットです。
ただ、使っていくうちにより解像度の高い赤外線サーモグラフィーカメラが欲しくなった次第です。
以前購入したサーモグラフィーカメラの記事ですのでご興味がご覧ください。
以前購入したものは、ちょっとした測定には十分よかったのですが、解像度が低いため広い範囲を測定しようとすると細かい部分までわからないので、少々不便なところがありました。
そんなこんなで、今年のAliExpressのセールで高解像度のサーモグラフィーカメラを衝動買いしてしまいました。
ちなみに購入した赤外線サーモグラフィーカメラは、「UNI-T UTi260B」と呼ばれるモデルになります。解像度は、256 x 192(49,152画素)で、以前購入したNoyafa NF-521の32 x 32(1,024画素)と比較して実に48倍の解像度になります。
価格は、 Noyafa NF-521 の2.5倍ほどと考えると、無理をして 「UNI-T UTi260B」 を最初から購入しても良かったかと思いました。
新しく「UTi260A」が販売されていました。「UTi260B」と殆どスペックは同じですが、価格が1万程安くなっています。
今購入するなら、「UTi260A」がお勧めです。
解像度256×192赤外線熱画像UNI-T uti260bハンドヘルドサーマルカメラ赤外線温度計 (バッテリーを含む)
で、待つこと1か月強、無事届きましたので開封の議を行っていきます。
簡単なマニュアル、USB Type-Cケーブル、16GBのマイクロSDカードとシンプルな構成です。
以前購入した Noyafa NF-521 に比べてカメラ側の飛び出しがなくなって小さくなりましたが、 Noyafa NF-521 がオモチャの様に軽く感じられるくらい、重さはずっしりとしています。
これは、IP65対応の防水・防塵のためだと思います。
では、さっそく高画質になった画質を見ていこうかと思います。わくわくです。
まずは、以前も撮影したおじさんの手のひらで試してみます。同じように本体のトリガーを引くと画像が本体メモリーに保存されます。(本体にもストレージが内蔵されているので、microSDカードを挿入したなくても大丈夫です)
Noyafa NF-521 と同じように同時にサーモグラフィー画像と通常のカメラで撮影した2枚の画像が保存されます。
おぉぉぉ!すごい細かく撮影されています。以前のサーモグラフィーカメラでは、以下の様に輪郭がぼやけてしまいますが、 UTi260B だと輪郭もはっきり捉えられ、細かい温度の違いも判るようになりました。
Noyafa NF-521 と比較しても一目瞭然です。さすが高解像度です。
例えば、自宅にあるRaspberry Piのサーバーラックですが、通常のカメラで撮っても何の変哲もないですが、
はっきりと発熱している場所がわかります。
バスタブの温度などわかります。
ただ、保存される画像のサイズが、240 x 320 pixelと Noyafa NF-521 と同じで小さいのがちょっと難点です。
本体にUSB type-cコネクタがあるので、PCとUSBケーブルで接続すると外部ストレージとして保存した画像をダウンロードができます。
また、本体設定でカメラモードにするとPCと接続してPC上見ることが、専用のソフト「UTi-Live Screen」をインストールする必要があります。
UNI-T Voltage Meter, Multimeter, Oscilloscope | UNI-T (uni-trend.com)
PC上でリアルタイムでカメラの内容が表示されるのですが、残念ながら動画はとれなさそうです。画面キャプチャの静止画のみの対応っぽいです。残念。。
※マニュアルに記載があるのですが、本体とUSBで接続中に電源ONの状態でUSBケーブルを抜くなと記載がありますので、必ず電源をOFFにしてからUSBケーブルを取り外すようにしましょう。
引き続き使用感などを記載していこうと思います。
AliExpress.com Product – Resolution 256 x 192 Infrared Thermal Imager UNI-T UTi260B Handheld Thermal Imager Infrared Thermometer (Including Battery)